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肥満の原因を突き止めてからダイエットをする

体の脂肪を気にする男性

「最近急に体重が増えたからダイエットしなくちゃ」と多くの人は思うでしょう。
体重の増加イコールダイエット、と考えがちですが、ちょっと待ってください。
短期間で急激に体重が増加した場合は、体重が増えるような疾患が隠れている可能性も否定できません。
一般的には、肥満が病気を招くことはあるけど、ガンになったら痩せるし、腸炎や肝炎でもだるくて痩せて来るし、病気になったら痩せてくるものだと思われがちです。
しかし実際には、太ってくる病気もあるということも頭の片隅に置いておきたい知識です。

一例としては、クッシング症候群というホルモンの病気があります。
副腎皮質ホルモンが過剰に分泌されるために、体重が増え、満月のような真ん丸顔になります。
中心性肥満と言って、体の中心部分が太くなり、手足は細いままだと言うのがこの疾患の太り方の特徴です。
高血圧や高血糖、脂質異常症(高コレステロール)なども出てきます。

また、中年期以降の女性では甲状腺機能低下症が原因で肥満となることもあります。
この疾患は新陳代謝が低下する病気なので、食べていなくても太ってきます。

また、寒がりになり体温が低下したり、低血圧や鬱症状となることもあります。
思考力が低下して物忘れなどの症状も出るため、認知症と間違われえることもあります。
その他、便秘、徐脈(脈拍数が少なくなる)、脱毛、筋力の低下などが症状としてあげられます。
いわば冬眠しているような状態となるため、少し食べただけでも肥満してきます。

一般的な会社の検診や人間ドックでは、発見されにくい疾患の1つです。
短期間で急激に肥満している場合、このような症状はないか、振り返ってみましょう。
もしも気になる症状がある場合は、ダイエットを始める前に内分泌内科を受診しましょう。
内分泌内科は肥満治療に関しても得意分野ですので、合わせて肥満の改善のダイエット法なども指導してもらえるでしょう。